Pi-Star YSF2DMR XLX499 モジュール Y 接続設定方法


注:設定ファイルを直接編集しているため、最悪、整合性がとれず

  Pi-Star が起動しなくなるリスクが有る事を御了承願います。


全般設定欄のノードコールサイン等を適宜入力します。


YSF2DMR General Setting

ダッシュボードの「設定」GUI から YSF モードYSF2DMR を有効にします。


YSF2DMR MMDVM Setting1

MMDVMHOST設定欄の、YSF モード:YSF2DMR: のボタンを右にスライドさせて有効にし、

一旦、「更新」を押して設定を保存します。


YSF設定欄が表示される様になるので設定します。


YSF2DMR YSF Settin2

YSF初期接続ホスト: で YSF0002 - Link YSF2DMR を選択します。

UPPERCASE Hostfiles: 右にスライド。

WiresX Passthrough: 右にスライド。

DMRマスター: 何も選択しなくて OK です。

Hotspot Security: に passw0rd を入力します。

DMR TG に、4025 を入力します。

有効にするために「更新」ボタンを押します。


ダッシュボード GUI から設定出来るのはここまで。以下 CLI ファイル編集になります。

設定ExpertFull Edit: 右端 | SSH Access | をクリック。

YSF2DMR YSF Settin2

SSH CLI コンソールが開くのでログインします。

デフォルト ID:    pi-star

デフォルト Password: raspberry


sudo su - コマンドで superuser になり、rpi-rw コマンドで書き込み可にします、

vi /etc/ysf2dmr 或いは nano /etc/ysf2dmr エディタでファイルを書き換えます。


YSF2DMR YSF Settin2

[DMR Network]
StartupDstId=4025
StartupPC=0
Jitter=500
Debug=0
EnableUnlink=1
TGUnlink=4000
PCUnlink=0
TGListFile=/usr/local/etc/TGList_BM.txt
Address=203.137.76.22
Password="passw0rd"
Port=62030
Local=62032
Id=440xxxxx (Your DMR ID)

/etc/ysf2dmr ファイルの [DMR Network] セクションの次の行を変更します。

StartupDstId=4025

Address=203.137.76.22

Password="passw0rd"

Port=62030

Id=440xxxxx (Your HOTSPOT DMR ID)


Note:

4025モジュール Y を表しています。( 4000 + アルファベットの順番。Y は 25 番目)

Address= は。XLX499 サーバの IP アドレスです。

Port = は、DMRMmdvm プロトコル接続のポートです。

Password = は、既に設定済みで書き換え必要無しかも知れません。

Id = には、あなたの HOTSPOT の DMR ID を設定します。


ファイルの編集・上書きを終えたら、有効にするため、CLI コマンドラインから

systemctl restart ysf2dmr コマンドを入力し実行します。

ysf2dmr ファイルを /root にコピーしておくと良いかも知れません。



C4FM 機(FT-70D) からアクセスして、モジュールを固定する。


上記で XLX499 リフレクタへアクセスは出来る様になりますが、モジュールが固定されないため、

FT-70D の MODE ボタンを長押しして、DG-IDT25R00 にセットし、短く PTT を押して送信(カーチャンク)します。

YSF2DMR 70D DG-ID

T25モジュール Y を表しています。( 4000 + アルファベットの順番。Y は 25 番目)


(他の C4FM 機では、Wires-X モードで接続後、Y を選択、

または、FT-1D 等では[F]→[V/M]→ #00025 →[ENT] と番号指定するらしい。(持って無いので判らず))


以上で XLX499 モジュール Y への接続が出来ます。

YSF2DMR DashBoard

注:ダッシュボード GUI 設定から「更新」をしてしまうと、ysf2dmr

ファイルが書き換えられてしまいます。

/root にコピーした ysfdmr を /etc へ書き戻し、systemctl restart ysf2dmr

で回復します。